佐田龍星
978-4-910924-06-9
A5判・上製・500頁
価格:6,050円(税込)
本書は命術の帝王といわれる四柱推命のバイブルといえる『滴天髄』を忠実な原典解釈を踏まえ、現代にもわかりやすく詳解した1冊です。
原文を掲載し、その後、四柱推命についての解説が始まります。
第一章では推命の歴史として歴史から、目的、五行、十干十二支、象干、空亡、二十四節気などの構成要素を説明します。
続く第二章では鑑定手順として、命式の作成からその判断基準、八格、五行の解説と基礎を説きます。
第三章では応用として、前章踏まえての吉凶判断、女命の判断、官殺並見、神殺、納音五行などを紹介。
第四章では近代推命大家の判断実例として、(1)韋千里、(2)袁樹珊、(3)徐楽吾、(4)任鉄樵、(5)沈孝瞻の五名の大家を取り上げます。
先人の考え方を読み学ぶことは現代占者にとって得難い知識になるといえます。
そして、第五章から第七章では著者による現代著名人の関係ケースを多数紹介。
第五章ではM-1グランプリ王者を、第六章では北野武、安倍晋三、木村拓哉、ダウンタウン、松山英樹などの運勢を四柱推命の八字から解き明かします。
第七章では鑑定実例として著者自らが鑑定をした経営者を紹介。
現代における四柱推命のリアルな現場が見て取れることでしょう。
終章である第八章で推命の改善として、書物としてはほとんど公表されていない秘中の秘を紹介します。
著者が「はじめに」および「おわりに」で宣言するように、「現存ずる推命の書としては最も中国伝統的な推命の手順と本質を表現し、また集約した一冊になって」おり、
特に「本書で一番に力をいれたのは、先ずは陽陰干の本来の意義に関してです。この部分に関しては、過去日本人の推命家が著してきたものとは一線を画すものでありますので」、「どうぞ、本書を熟読していただき推命学の理解を深めて頂ければ幸いに存じます。」
このように四柱推命を学び、研鑽し、その術を駆使したいと願う人にとって必携の1冊といえます。
【目次】
滴天髄原文
第一章推命の基礎
一.推命学の歴史/二.推命学とは/三.推命の目的/四.推命の特殊性/五.干支暦/六.五行の生剋/七.五行の性質(木火土金水)/八.五行の刻衰顚倒の微妙/九.十干/十.干合/十一.十二支/十二.蔵干/十三.十二長生/十四.支の関係/十五.変通星/十六.空亡/十七.二十四節気/十八.五行色体表
第二章 鑑定の手順
一.命式の作成/二.身強・身弱の判断/三.格局/四.命局の喜忌/五.六親/六.性情/七.疾病/八.事業運
第三章 応用編
一.命式の吉凶/二.女命の判断/三.官殺並見/四.湿燥/五.干支の成敗の確認/六.神殺/七.納音五行/八.結婚運/九.成格
第四章 近代推命家の判断実例
一.韋千里の判断実例/二.袁樹珊の判断実例/三.徐楽吾の判断実例/四.任鉄樵の判断/五.沈孝瞻の判断
第五章 M-1グランプリ王者の盛衰と出生時間の割り出し方
一.中川家/二.ますだおかだ/三.フットボールアワー/四.アンタッチャブル/五.ブラックマヨネーズ/六.チュートリアル/七.サンドウィッチマン/八.NONSTYLE/九.パンクブーブー/十.笑い飯/十一.ハマカーン/十二.ウーマンラッシュアワー/十三.博多華丸・大吉/十四.トレンディエンジェル/十五 銀シャリ/十六.とろサーモン/十七.霜降り明星/十八.ミルクボーイ/十九.マヂカルラブリー/二十.錦鯉
第六章 著名人の鑑定実例
一.丸川珠代/二.木村拓哉/三.ビートたけし(北野武)/四.浜田雅功/五.松本人志/六.安倍晋三/七.松山英樹/八.福山雅治
第七章 鑑定実例
一.某IT企業社長/二.某電力系企業社長/三.某コンサルティング社長/四.某社長夫人/五.某社長夫人2/六.某IT上場企業社長/七 .ネイルサロン女性社長
第八章 推命の改善
一.地支の改善/二.天干の改善
【著者プロフィール】
佐田龍星(さた・りゅうせい)
1968年2月11日生まれ
島根県出雲市佐田町出身。
臨死体験をした母から生まれ、小さい頃から神話やオカルトに興味を持ち、様々な書を読破。
19歳からタロットカードを始めて後、独学で様々な占いを研究し、2009年に黒門氏が運営していた黒門アカデミーで本格的に風水を始めとした中国占術の研究を開始する。
2021年には黒門アカデミーを譲り受け、現在では黒門アカデミー主宰とし、自らも教鞭をとり年間延べ1000人以上に風水や推命を教える傍ら風水鑑定を行い、法人個人を問わず開運の手助けをしている。
主な著作に『真説黒門風水入門』(説話社)がある。
黒門アカデミー主宰/黒門流師範/薬膳アドバイザー/催眠療法心療師/開運小顔施術インストラクタ―
株式会社説話社 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5F メールアドレス:daihyo@setsuwa.co.jp アクセス