2024年12月18日発売
Saya
大槻麻衣子
978-4-910924-28-1
A5判・並製・432頁
価格:4,400円(税込)
本書は、西洋占星術とヒプノセラピーの両面から「先行きの見えない世の中で、これからどうなっていくのだろうかと言いようのない不安にさいなまれている方」や「常に誰かと比較しては落ち込み、自分に自信がもてずにつねにネガティヴになってしまう。またそれを誰にも打ち明けられない方」、「とにかく疲れている方」、「何をしても孤独で寂しいと感じる方」へ向けてわかりやすくかつ実践的実用的にまとめられた「生き方が楽になる処方箋」です。
本書が提唱する「レジリエンス」とは「困難にぶつかってもそれを乗り越えるための心と体のしなやかさと回復力」をいいます。
最近になって広まった言葉に「風の時代」がありますが、本書では「では、どうやってその風に乗るのか?」を二人の著者がそれぞれのポジションから明瞭に説いていきます。
西洋占星術のSayaさんはみずがめ座冥王星の時代に合わせた波動調整法として6つのレッスンで解説していきます。
ヒプノセラピストの大槻麻衣子さんは潜在意識と仲良くなる方法として6つのレッスンを紹介していきます。
どちらからはじめていただいても問題はありません。
この合計12のレッスンを実感することで誰もが自分だけの風に自分なりの乗り方で自由に飛べるはずです。
レッスンの後は二人の対談を読んでいただき、現場のプロ、斯界のカリスマがこの時代に何をどう考えているかを忌憚なく語り合っています。より西洋占星術とヒプノセラピーの世界観と物語がわかることでしょう。
さらに終章としてアストロロジーライターとして活躍されているSayaさん初公開の「わたしの風をよむ2025年からの星ごよみ」があります。これは2025年から2029年までの西洋占星術的トピックス(星まわり)とその影響・アドバイスをわかりやすくまとめたものです。2025年以降のお守りになってくれるはず。
Saya「感情的な重荷のない、軽やかな自分になっていれば、自分にとって心地よくない環境に甘んじることもありません。ハートが満たされるような、快適な場所や人間関係を選べるでしょうし、そういったコミュニティに自然と招き入れられるでしょう。そして、風を読むように星を読み、四季を味わいながら、そのなかで自分を整えていくこともできます。やはり、宇宙とよい距離感で同調できてこそ、“運がよい”状態となるので、望んでいたような、素敵なこともたくさん起こるようになるでしょう。」
「癒しというのはなかなかスピーディには進まないものですが、そこは根気よく、少しずつ。また癒し自体も楽しんでしまいながら、変容していくと、自分に鞭打ってがんばらなくても、きっと軽々と“わたしの風”に乗っていけるはずです。たとえ思いどおりにならないことがあっても、自分を否定するのではなく、“よくやってきた”と認めてあげてくださいね。」
大槻麻衣子「“ゆだねる”とは、ただ無責任にまかせるのではなく、変えられることと、変えられないことを知り、自分にできることをし尽くしたうえで、宿命であれば受け入れる、責任ある選択なのです。この世の理に対する“信頼”と、“謙虚さ”と“勇気”があってこそ、できることだと思います。(中略)
忘れてはならないのは、“自分が信じたことが、現実になる”という人生の仕組みです。それにならって、健やかな欲を持って、素晴らしい未来を思い描いてください。それが叶ったと想像し、感謝と喜びをありありと感じ、ハートをいっぱいに満たしましょう。生命のエネルギーが活性し、波動が高まるのを感じてください。
“わたしの風”を見つけて、ふわっと乗ってください。今この瞬間を、この風に乗って、飛んでいるライブ感をたっぷりと味わい、楽しんで。ゆったりと呼吸をして、潜在意識と仲よくコミュニケーションを取りながら、ハートの光が指す方へ、旅していくのです……。」
【著者プロフィール】
Saya(さや)
アストロロジー・ライター
1971年、東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、ライフスタイル誌の編集者に。生活系、新聞系、流通系の各出版社で働いたのち、2003年、フリーランスに。雑誌の記事の取材・執筆、書籍・ムックの編集、広告タイアップ、企業出版等に関わる。
1999年の月食の晩に「月の星座」に出会い、占星術の世界に魅了される。独学を中心に学びを続け、2008年の立春より、『エル・オンライン(現在のエル・デジタル)』(ハースト婦人画報社)で、星占いの連載をスタート。週刊、月刊、隔週と形を変えながら、2024年現在も続く人気コンテンツに。2018年より、『リーウェブ』(集英社)、2019年より、『ヨガジャーナルオンライン』(インタースペース)でも連載中。
一方で、2005年頃より、スピリチュアルな取材もスタート。スピリチュアルサロン、米国などから訪れた世界的なヒーラーやサイキックを取材するなかで、ヒプノセラピーの大槻麻衣子氏と出会う。ホロスコープリーディングのセッション開始も、星占い連載と同じく、2008年から。読者の問い合わせに対応する形で、1000人以上のホロスコープを見るなかで、自分なりの視点が育ち、ワークショップやクラスも主宰。
2008年のデジタルシフトでワーケーションやリモートワークが可能に。2011年、沖縄移住。パートナーに出会い、2016年、京都移住。農薬不使用の野菜づくり、2018年の蘭のフラワーエッセンスとの出会いで、5年患っていた甲状腺機能低下症の症状が改善。数値が下がり、断薬できたのをきっかけに、蘭のフラワーエッセンスとセラピューティックエナジーキネシオロジーのプラクティショナーに。クラシカルホメオパシーも学び始めるなど、エナジーメディスンの世界に目覚める。
プライベートでは京都移住後、茶道、きものに傾倒。お花と星、きものと星を結びつけるライフスタイル提案や京都暮らしのコラム執筆をしつつ、星よみと畑、セッションの日々。シュタイナー思想にもとづいたバイオグラフィーワークを学んでいる。
ウェブサイト: https://sayanote.com/
著書:『わたしという星になる 12星座のノート』(2011、マーブルトロン/中央公論社)、『人生について、星が教えてくれること for working girls』(2012、ちくま書房)、
『星を味方につける生き方、暮らし方 不安な時代に翻弄されずに私を生きる』(2020、集英社)、『星の道を歩き、白魔女になるまで〜わたしの物語を見つけると人は癒される』(2021、説話社)、『みずがめ座冥王星時代の太陽的生き方 過去の扉を閉めて、私をバージョンアップする方法』(2021、大和出版)、『占星術ブックガイド〜アストロロジャーとの対話集』(2023、説話社)
大槻麻衣子(おおつき まいこ)
臨床ヒプノセラピスト。大槻ホリスティック代表。
ハートマス研究所認定トレーナー。執筆家、翻訳家、通訳者(ホリステックヘルス、心理、精神世界など)。NPO法人ホリスティックライフ研究所理事長、日本医療催眠学会副理事長。
音楽家の両親のもと、1968年ドイツ、シュトゥットガルトに生まれる。成城学園(初・中・高)、上智大学国際教養学部(旧比較文化学部)卒業。「地球のために働きにきた」という自覚が子どもの頃からあり、27歳で、自分のライフ・ミッションは「人の心の成長を助けること」だと悟る。心理学を学ぶ中、米国で初対面の人物からブライアン・ワイス博士の著書を2冊もらったこと(この出来事については「ボクの『あくがる』体験記」[城岩譲著、ナチュラルスピリット]に記されています)をきっかけに、1998年春にフロリダでワイス博士の「前世療法プロフェッショナルトレーニング」を受ける。日本でリンダ・ローズ博士に学び、全米催眠療法協会ABH認定ヒプノセラピストに、後にL.A.でシェリー・ストックウェル博士に学び、国際催眠連盟IHF認定ヒプノティスト/インストラクターとなる。1999年に夫文彦と結婚、大槻ホリスティックを創業し、1男1女を育てながら、小田急線相模大野のサロンで子どもからシニアまで、延べ6千人の相談を受ける。
2004年頃から“心の庭”という概念を用い始め、その内的で安全な領域をイメージ化、意識化、言語化する過程で安心感や気づきが得られ、自己肯定感や自己信頼の回復に寄与する〝心の庭療法〟 (Garden of the Heart Therapy)を開発。セラピスト育成にも力を注ぐ。2016年にハートマス研究所に出会い、その導入にコヒーレンス呼吸法を活用することで、より安全で着実な効果を示し、クライエントの内発性を引き出せるようになっている。医師などと連携し、ハートを軸にしたカウンセリングや瞑想法、セルフケアの普及と、子どものためのセラピー、トラウマ・リカヴァリーや子育て支援にも努め、英語でのセッション・セミナーも行っている。
NPO法人の設立・運営や学会活動にも携わりつつ、自らも、内なる導きに沿って歩む中で、古代エッセネ派や聖人たちの教えとつながり、Anna, Grandmother of Jesus「アンナ、イエスの祖母」で、翻訳家としてもデビューする。
「大槻ホリスティック」ウェブサイト: https://www.otsuki-holistic.com/
TV出演:TBS特番「奇跡の救世主」、「ザ・催眠~奇跡の癒しパワー」「徳光和夫の逢いたい…」等。
女性誌:講談社「フラウ」にて「スピリチュアル・カウンセリング」を連載2003年~2004年。
著書:『あなたはもっと幸せになれる』(2004、青春出版社)、『前世からの子育てアドバイス』(2007、二見書房)、『意識科学』(共著)(2016、ナチュラルスピリット)他。
翻訳書:『アンナ、イエスの祖母 叡智と愛のメッセージ』(2024、ナチュラルスピリット)
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